詐欺業者に騙される人の心理状態を紹介します。

別記事でも記載しましたが詐欺業者は『自分(または会社)が凄い』とターゲットに吹聴します。

そして『国を造る』、『世界を変える』、『日本を元気にする』など大きなことを言い続けます。

まともな人が聞くと呆れてしまうのですが、騙される人は対照的にどんどんのめり込んで信者になってしまいます。

信者になれば持っている分だけお金を出資してしまいます。

傍から見ると『どうしてこんな胡散臭い話に何百万円も出すの?』と理解不能ですが、出資する側の独特な心理状況があります。

それは大きな話に対してお金を出すことで自分も社会貢献や野望に一役担っている気分になるからです。

 

そして詐欺業者は出資者に対して半年~1年程は約束した配当を分配します。

『大きな社会貢献をしている気分』に加えて『毎月の分配金ももらえる』ということで気分は一気に高揚して信者度合いが増します。

もうここまで来ると誰が何を言っても耳を貸さなくなります。

 

詐欺業者は本当に頭がいい連中です。

裏で絵を書いてマーケティングを入念に行っています。

タイミングもしっかりと測って次々と見せ方を変えています。

『自分のところに来た話はもしかして』と思ったら必ず信頼できる第三者に相談する様にしましょう。

 

投資やマネー系のセミナーや勉強会に参加するにあたっての注意事項を記載しておきます。

これは詐欺業者のセミナーで注意するポイントと一緒です。

参考にして下さい。

◆業界では当たり前に知られていることだとしても、自分にとって知らない新たな情報だった場合は知的好奇心も満たされて楽しいものです。

しかしここも注意が必要です。

『情報を与えている』人はすごい、という錯覚を持ち過ぎないようにしましょう。

どんどんと自分を下げて相手を上げる関係性を作ってはいけません。

情報を与えることをきっかけにして優位に立とうとする講師もいます。

上下の関係性になってしまうと商品やサービスが本当に良いものなのか判断が鈍ります。

 

◆無料のセミナーは特に注意が必要です。

セミナーには場所代、講師の人件費などの経費が必要です。

無料のセミナーの目的は『勉強をさせること』ではありません。

『売上をあげること』です。

電話番号の登録などしようものならばセミナー後にも勧誘の電話があります。

商品やサービスを買ったり投資する気がないのであれば情報収集をしてサッと帰りましょう。

 

◆聴いている人にとって『分からないであろう』というポイントを察知して知識提供してくれるセミナーは信用がおけます。

悪徳な業者だと相手が分からないのをいい事に『それくらい知っているよね』という空気を作り、『それならばやらないのは馬鹿だ』と言わんばかりに勢いで詰め寄ってきます。

要所を教えてくれるのは大切なポイントです。

 

どんな会社でも主催側にとってセミナーとはあくまで『自社や商品を知ってもらうための宣伝の場』です。

しかし宣伝を通り越して『強引なセールスの場』と勘違いしている会社もあります。

強引な会社や悪徳な会社は長続きしませんが、自分がそういう会社の餌食にはなりたくはないものです。

他記事でも注意点を幾つか挙げているので優良な会社かどうかを判断するのに参考にしてみて下さい。